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新型iPad mini(第6世代)の話では持ち切りの中、無印iPad(第9世代)を購入!

2021.10.29

新型のiPad mini(第6世代)の話で持ちきりの中、あえて無印iPad(第9世代)を購入した筆者。発表直後に某家電量販店で予約をしたものの、発売日を過ぎてもなかなか発送されないアクシデントに……。こんなことならアップルストアで買えばよかったぜ……と後悔しながら、やっと届いたiPad(第9世代)。というわけで、さっそくファーストインプレッションといこうじゃないか。筆者の主観だらけの内容になるが、購入の参考になれば幸いだ。

新型iPad mini第6世代の話では持ち切りの中、iPad第9世代を選択

iPad(第9世代)が届いた。iPad mini(第6世代)はかなり人気になると思ってはいたが、まさか無印iPadが発売日に手元に届かないなんて……改めてアップル商品の人気ぶりに驚かされると共に、やっぱりアップル製品は予約開始直後にアップル公式で購入しないとダメだな……と痛感した。

発売日からかなりの時間が経過してしまったこともあり、細かいスペックなどについては割愛するが、CPUはA13 Bionicチップを搭載。これによりメール、ネットサーフィン、動画視聴などあらゆる作業のパフォーマンスが向上したと、アップルのセールストーク。

毎年、ニューモデルへ買い直しをしている人には、そこまでの進化を体感できないかもしれないが、実際の使用感も上々で、特に筆者のように数年前の型落ちからの乗り換えなら、アプリの立ち上げ一つとってもレスポンスが向上したのが体感できるので、まさに快適の一言。グラフィック性能もかなりパワーアップしているようだし、これならゲームなども軽快に遊ぶことができそうだ。

またフロントカメラは、遂にセンターフレームに対応! 12MPの超広角カメラを搭載することで画質が大幅に向上し、これまでボトルネックとされていたiPad(無印)のフロントカメラ問題も見事に解決されている。さらに第8世代同様、アップルペンシル(第1世代)にも対応とまさに至れり尽くせり。初代iPadから使い続けてきた世代にとっては、無印iPadとは思えない仕様に、一瞬iPad Pro? と勘違いしてしまいそう(笑)
バッテリーの待ち時間も良くなっている点も地味に嬉しいし、まさにコストパフォーマンスに優れたモデルと断言していいだろう。

いまさら感全開!? 第一世代のアップルペンシルも同時購入

今回、iPad(第9世代)をチョイスした理由は、YouTube再生マシンと化していた子どものiPad Air(初代)が壊れてしまったから。たぶんバッテリーがダメになっただけな気もするが、このバッテリー交換がとにかく面倒なのがアップル製品の悩みどころ。過去に2回(iPhone)ほど交換したことがあるが、とにかく予約が取れなくて苦労した。このストレスをまた体験することになるのは避けたいし、交換費用を考えたらスペック的にも新しくiPad(第9世代)を買いなおした方が賢いのでは!? と判断。

さらにiPad(第9世代)を選択したのにはもう一つの理由がある。我が家ではYouTube再生マシンとして存在していたiPadだが、子どもが絵を描くのが好きなこともあり、タブレットで絵を描く環境を与えたいと考えていた。そうなると、新型とはいえ画面サイズが小さいiPad miniは選択肢には入らない。なぜならモニターのサイズが大きい方が絵が描きやすいに決まってるから。大は小を兼ねるというわけだ。

「それならiPad Proのが良いじゃん!」という声が聞こえてきそうだが、子どもにiPad Proを買い与えるほど家計に余裕はないというのが正直なところ(苦笑)
そこで浮上してきたのが第8世代のiPadなのだが、もうすぐ新型が発表されるタイミング(iPad Airが壊れたのが8月)だったこともあり、第8世代(アップルペンシル第1世代対応)をスルーして、第9世代が出るまで我慢していたというわけだ。

やはり買って直ぐ型落ちモデルになるのは極力避けたいし、何よりも、どうせ買い替えるなら第2世代のアップルペンシルに対応した製品が欲しかった。結果的にアップルペンシルは第1世代のみの対応となってしまい、複雑な心境(来年のモデルは第2世代対応だよな……)ではあったが、まぁ、新型とはいえ、安さを売りにした廉価版だから仕方がないか……と割り切って購入を決意したというのが正直なところではある。

とはいえ、一番ロープライスなモデルを購入しても容量は64Gだし、これまで使ってたiPad Air(初期型)はもちろん、直前の無印iPad(第8世代)まで、エントリーモデルは32Gということを考えると、過去一(1番)で間違いなくコスパは最強だろう。

もちろん家族からの評判も上々。特にこれまで指やスタイラスペンで絵を描いていた子どもにとっては、第1世代とはいえ、アップルペンシルの使いやすさは異次元だったらしく、感動していたことを付け加えておく。

購入して大満足!

我が家に、これまで以上に快適なタブレットライフを提供してくれたiPad(第9世代)。久しぶりに買ってよかったと思える電化製品となった。
しかし、今や当たり前のように毎年新型が登場するし、1年で型落ちとなってしまう流れには抗いようがない。ただ、性能は毎年向上していくわけだが、ここまで成熟(高性能化)したiPadのポテンシャルを100%引き出す使い方をしているのか? と問われる甚だ疑問である。

特にハイエンドモデルを購入してしまうと、すぐに次のモデルに切り替え(買い直す)るのも抵抗がある。そういったことを考慮すると、コスパに優れたエントリーモデルを、短めの周期(2~3年)で買い替えて(古くなったiPadは売却)いくのが賢い運用術なのかもしれない。今更ながらiPadの運用にも気付かされた1台となった。

 

左がiPad(第9世代)、右が初代iPad Air。ほんの少しだけ無印iPad(第9世代)のが大きい。

左がiPad(第9世代)、右が初代iPad Air。見た感じ厚みは変わらないが、重さはiPad(第9世代)の方がちょっとだけ軽い感じを受けた。

iPhone(筆者が所有するのはiPhone12 mini)などと比較すると液晶サイズがかなり大きいこともあり、液晶の発色が鮮やか! という印象を受けた。

Apple Pencil (第1世代)
アップルペンシル第二世代への対応を期待したが……。対応してないので、第一世代を合わせて購入。

シンプルなパッケージだけど、秘めたセンスを感じるのがアップルの特徴でもあり魅力。

 

STAFF CREDIT
Photography:H2O Style
Writing:H2O Style