愛車パパラッチ ~ボクとクルマ~
File_017:トヨタ ハイラックスサーフ SSR-G (94年式)
2021.10.15
クルマ離れが騒がれる昨今、クルマの魅力は実際に乗っている人に語ってもらうのが一番! ここではクルマを愛する人たちにスポットをあて、改めてクルマの持つ魅力をクローズアップ。17回目となる今回は、平成の国産SUVを代表する一台、ハイラックスサーフが登場。愛車、そして彼らのライフスタイルに注目しよう。
購入の動機は旅先で偶然見かけたサーフ
旅先のLAで、いい感じにやれたハイラックスサーフを見かけたんです。ピカピカでもなければボロボロでもない、日常使いしながら大事に乗っている……そんな印象のクルマでした。この時のサーフの姿に一目惚れしてしまって、帰国してすぐに探し始めました。
ネットはもちろんですが、実際に中古販売店に足を運んで、とにかく気になったサーフが見つかったら実車を見に行く! を繰り返しました。
国産車とは言え、今となっては旧車の部類に入るクルマですからね。外見はピカピカでカッコイイのに、エンジンの調子がイマイチだったり、走行距離が少ない車輌だと価格がプレミア価格になっていたり……。一言で中古車と言っても車輌によって、状態が全然違うんです。
探し始めて数ヵ月経って出会ったのがこのクルマ。前オーナーの趣味でブラックにオールペンされていたことと、グリルも交換されていてアメ車顔だったのが決め手です。もちろんエンジンも調子良かったですし、アクセルを踏んだ時の排気音が低音で渋くてカッコいいなって(笑)
近年のクルマにはないカッコ良さ! その代償は維持費!!
以前はスズキの旧型ジムニーに乗っていたのですが、サーフになって積載量が4倍くらいに増えたので、仕事でリースする洋服などをストレスなく載せられるようになりました。もちろん車両のサイズが大きくなった分、小回りが効かなくなったし、燃費は悪くなりましたけどね。それでも本当に買って良かった! と思っています。
ただ国産とは言え、そこは旧車。手放しでは喜べないことも……やはり維持費がバカにならないのが悩みです。27年前のクルマですからね。電気系統のトラブルが特に多く、修理代だけで国産のコンパクトカーがもう一台買えるくらい(苦笑)
でも、今時のクルマにはないカッコ良さがありますからね……。洋服などもそうですが、本当に自分が気に入ったモノだけを着たいタイプなので、そういった意味でもこのサーフは所有欲も満たされてますし、しっかりメンテナンスして維持していきたいと思っています。
本当に気に入ったモノだからこそ愛着も湧いてくる!
日常の足としてはもちろんですが、撮影のための衣装リース、返却、撮影場所への移動、そして趣味のバス釣りでも大活躍してくれています。まさに相棒という表現がピッタリ。
もちろん買い替える予定などは全くありません。壊れたパーツを取り寄せて交換したり、ハンドルやホイールをカスタムしたり色々と手を加えたので、愛着もありますからね。ボロボロ(リビルド品など、修理するパーツが手に入らなくなるまで)になるまで乗り続けますよ。
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