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H2O Style

H2O Farmで野菜作り!
~密集した芽を間引き~

2020.02.10

『ひより農園』さんの協力のもと、冬野菜の芽が順調に育っている「H20 Farm」。埼玉県飯能市の朝晩の寒さは日に日に厳しさを増していくが、芽たちはいたって順調だ。なかには密集しすぎている芽もあり、そろそろ間引きをする必要がある。

間引きは哀しくも喜ばしい

芽たちの順調な発育(水菜を除く)を確認し、本日の作業は間引き。密集している芽の集団から何本か取り除いて、残った芽がより育ちやすいようにする。せっかく地面から這い上がってきた芽を摘んでしまうのは、なんだか可哀想な気もするのだが、間引きできるということは発育がうまくいっているということ。喜ばしいことでもあるのだ。

まずはニンジンから。まだマルチの高さを超えてはいないが、ニンジンたちは勢いよく育っている。

なかには密集しすぎているものも。リスクヘッジのため複数の種を植えるので、この状態は致し方ない。

マルチの穴1つに、2~3本が残るように間引きをした。これらの芽が無駄になるのは胸が痛むが、1本も育たない状況だったら間引きもできない。

ニンジンはまだ追肥をしていなかったので、間引きが済んだ穴から追肥を。

今後はもう、ニンジンに大したケアは必要ない。それほど丈夫な野菜らしい。

すべての畝を確認して間引き

ニンジンの間引き&追肥を終え、他の畝も見て回った。密集しすぎている状態を見つけたら、間引きをしないといけない。畝ごとに防風ネットとビニールをいちいちはがすのは面倒ではあるが、雑草に苦しめられた夏と比べると、まあ似たような苦労だろう。つまり夏でも冬でも、野菜づくりは大変だ。

畝をひとつずつ確認。チンゲンサイ、春菊、カブは間引きが必要な状態だった。

こちらは春菊。ところどころで密集ポイントがあり、間引きをしなくてはならない。

芽と芽の間が、指1本分ほどの間隔になるよう間引きしていった。この段階ではまだ「育ちのいいものを残す」という取捨選択はしない。

間引きした春菊。どこかスペースがあれば、改めて植えてあげたいところだが……。

ビニールと防風ネットを戻して作業完了。冬は雑草がないが、こうした手間がかかる。

大根の畝をチェック。間引きはもう少し育ってから……と判断した。

日に日に大きくなる大根の芽。帰宅したらおでんで一杯やろう。収穫のリハーサルだ。

 

◆お世話になっている『ひより農園』さん

埼玉県飯能市の「メッツァビレッジ」内、ひより農園直営ショップ「VEGE TOWER(ベジタワー)」では新鮮な固定種野菜を販売。無農薬、化学肥料不使用のこだわり野菜をどうぞ。
「VEGE TOWER(ベジタワー)」
https://metsa-hanno.com/guide/167/

ひより農園公式サイト
http://hiyori-farm.goodplace.jp/

 

STAFF CREDIT
Photography:Minoru Akiba,H2O Style
Writing:Minoru Akiba
Special Thanks:HIYORI-FARM,ヘインズブランズ ジャパン

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