今最も注目度の高い若手ブランドDANIEL w. FLETCHER。

今回ご紹介するブランドは、DANIEL w. FLETCHER（ダニエル・フレッチャー）。
ロンドンを拠点として活躍する若手デザイナーのブランドで、セントラル セントマーチン（ロンドンにある芸術大学の名門）を卒業した後、2015年に自身のブランドを設立するというまさにデザイナー会のエリート。

イギリスの伝統と、現代的な多様性を結び付けたデザインが特徴で、カジュアルかつラグジュアリーな雰囲気を持つブランドなのですが、中でも今回ご紹介するシャツは、古典的なオックスフォードのシャツに、ひねりの効いたデザインやディテールをプラスしたダニエル・フレッチャーらしい一枚で、着用者の着方によって変化するように計算されたデザインには脱帽です。

2019年春夏のロンドンコレクションでは自身初のランウェイショーを披露し益々世界から注目を集めており、今注目のブランドなので、機会があれば皆さんもチェックしてみてください！

ボタンを留める位置をずらし、サイドの紐のを結ぶことで、シャツが持つディテールや、デザインを生かした着こなし。シャツのデザイン性が高いためその他のアイテムはシンプルなアイテムをセレクト。

コットン ポプリン素材の長袖シャツ。襟はスプレッド カラーで両サイドはセルフタイ。胸のパッチ ポケットにホワイトのトリムが印象的。もちろんイギリス 製だ。

井田信之（イダ ノブユキ）
イギリス留学中にStylistとして活動した経験をいかし、英国ブランドや英国靴に関する知識は他のスタイリストの追随を許さない。現在は活動の場を日本に移し、ファッション雑誌やカタログなどを中心に精力的に活動中。