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H2O Style

気になる商品を買ってみた、そして使ってみた!!
Apple Watch Series 3 GPS + Cellularモデル /前編

2018.04.27

モノにあふれる昨今、「欲しい!」と思った商品なら誰になんと言われようとも購入するはずだが、そこまで心を魅了されるアイテムとの出会いはそう多くはないはず。きっと大半が「良さげなら買ってもいいかな……」程度の購入欲求しか満たしていないが現実だろう。そんなとき気になるのが、この商品は買って後悔しないモノなのか? だろう。そこでここではOVER30(オーバーサーティ)世代が気になりそうなモノにフォーカスをあて、身銭を投じて使用レポを試みる。筆者の主観だらけの内容にはなるが少しでも購入時の指針となれば幸いだ。

今さらながらアップウォッチ3を購入!

正直、全く興味のなかった「Apple Watch Series 3」ですが、買いましたよ(苦笑) 購入の決め手はサーフィン。なんでサーフィンなのに「Apple Watch Series 3」なの?? ダイバーズウォッチやGショックのほうがいいんじゃね!? と思う人のほうが多いはず。たしかに単純に時間を知りたいだけならそのとおりなのだが、筆者の場合、時間を知りたいわけじゃないのです(苦笑)
仕事柄とにかく大量のメールが来る。そのメールには緊急案件なんかもあったりするわけで、サーフィンをしている間は全くメールをチェックできない状況(環境)なので、心のどこかに不安があるのかサーフィンに100パーセント集中できないのだ。防水とはいえスマホをもってサーフィンするわけにもいかないし……精神衛生上よくないのでなにかいい方法はないかな!? と改善策を模索していたときに「Apple Watch Series 3」のCellularモデルなら、メールのチェックはもちろん通話もできるってことを聞いて即、購入を決意したというわけです。

買おうと思ったら売ってない、まさにマーフィーの法則!!

でだ、ここで問題が発生! せっかく買う気満々になったのに、いざ買おうとすると量販店では品切れ。売ってないのよ(正確には欲しいモデルが在庫切れ)、「Apple Watch Series 3」がさ。これで二の足を踏んだというか。マジでロレックスでも買うか! って迷走しそうでしたよ(苦笑) 1週間ぐらいかな。ネットでチェックしていたらタイミングよくヨドバシカメラさんに欲しいモデルが入荷しているとの情報を入手! でもね、「よし速攻で購入だー!!」とはいかないのよ、これが(苦笑)
なぜなら、「Apple Watch Series 3」は38mmと42mmの2サイズが用意されているんだけど、このサイズ選びに迷走したから(笑) ほんとサイズに関してはマジで迷ったわ……。実際に複数の量販店で、スタッフに「どっちのサイズが人気あるの?」と訪ねてみたが、どこの量販店でも「男性でも38mmを選ぶ方もいますし、女性で42mmを選ぶ方もいます」的な、どうでもいいような答えかつ、似たような答えしか返ってこない(マニュアルでもあるの? と疑ってしまうほど)。まぁ、結局は、自分の好みの問題だからね、他人にアドバイスを求めた筆者が野暮ってことなんだけどさ(苦笑)

購入したのはApple Watch Nike+
GPS + Cellularモデルの38mm。

在庫がなくなる前に決断を! 決め手は第一印象だ!!

現物を見る前からなぜか38mmが気になっていた。実際に店頭で手に取ったときの第一印象も38mm。でも、ネットで「Apple Watch Series 3」の情報を収集すると42mmを推奨する声のほうが多かったような気がしたな。理由はどれも視認性と操作性で42mmをプッシュしている印象。たしかに実際に腕に付けてみるとわかるが、操作性、視認性は、間違いなく42mmの勝利。でも、腕につけたときの印象は38mmのほうがスマートだと思うんだよね。とくに筆者は女性みたいに手首が細いしね。気になる操作性も38mmでもそれほど不満は感じなかった。ダイバーズウォッチのようにハードでゴツさが魅力の腕時計じゃないし、さりげなく使いたいから最終的に38mmをチョイスした。
やっと手に入れた「Apple Watch Series 3」。はたして期待通りのパフォーマンスを発揮してくれるのか!? 気になるところだ。しかし、ここで問題が発生! リアルが忙しくてサーフィンにまったく行けません!!(苦笑) 第1回目から「おぃおぃ、使用レポにならねーじゃ、ねーかよ! とツッコミどころ満載のコーナーになり大変恐縮なのですが、ここはお茶を濁して普段使いのレポを!

Suicaに期待していたのに思わぬ落とし穴が……

とりあえず現時点(2018年4月9日)で、いいなと思ったところは何と言っても自動改札機の通過! これにつきる。左利きの筆者にとって、右利きのことしか考えてない自動改札機は不快だったわけですが、右手に「Apple Watch Series 3」を巻くことで自動改札機を通るとき非常にスマートなりました。ポケットからいちいちスマホを取り出す必要もないし、ポケットや鞄からスマホを取り出すときに誤って落として壊してしまう心配もなくなるし、いいことずくめ。
ただね、手放しでは喜べない、なぜなら「Apple Watch Series 3」はモバイルSuica(アプリ)には対応してないし、さらに1つのSuicaを「Apple Watch Series 3」と「iPhone7」で共有できないから。これって便利どころか、どう考えても不便でしょ。
だってさ、てっきり共有できると思っていたから、「Apple Watch Series 3」にSuicaを連動(正確には転送?)させたあと「iPhone7」だけを持って仕事に出かけたら駅で自動改札機が開かないという悲劇が勃発!! 「えぇぇぇ、なんでーーー」って思わず声出しちゃったよ。チャージするふりをして駅の隅っこの方へと移動。原因を探すべく「iPhone7」の「Wallet」をチェックすると、あるはずのSuicaの表示が消えている……慌てて解決策をググってみると、どうやら「Apple Watch Series 3」と「iPhone」の両方で同じSuicaを登録することはできないらしく“2枚のSuicaを「Apple Watch Series 3」と「iPhone7」で個別運用”するか、もしくは“1つのSuicaを毎回、毎回、「Apple Watch Series 3」と「iPhone7」間を転送して使う”かの2択らしいのだ。うーん、どんなに「Apple Watch Series 3」←→「iPhone」間のSuica移動が簡単だとしても、この仕様は改善してほしいわ。
結局、新規でSuicaを購入しその場はなんとか乗り切ったが、Suicaが使えて便利を謳う前に、この不便な部分にスポットをあてるべきでは……。この不便さを前面に押し出している記事って、正直あまり見たことないんだけど(苦笑) 購入前にこの情報を入手していたらこんなことになりませんからね!(キリッ)
まぁ、愚痴はこのぐらいにして話を本題に戻すと、最終的に2枚のSuicaを個別運用することで着地した。モバイルSuica(アプリ)に対応していない「Apple Watch Series 3」のほうは新しく追加したSuicaを「Apple Pay」で運用し、「iPhone7」はこれまで使っていたモバイルSuicaで運用するというわけだ。

設定さえ終われば実に快適! 「iPhone7」のモバイルSuicaを使って自動改札機を通過したり、自販機でジュースを購入しても、このように利用状況が「Apple Watch Series 3」にしっかりとアナウンスされるのだ。

フェイスブックメッセンジャーと連動できない!

メールもチェックできるし、通話も可能。Suica問題もとりあえず解決したし、これはとてもいい感じ! と思ったのも束の間。今度は「facebook messenger」と連動できないトラブルに……。両端末の再起動はもちろん、アプリの入れ直しから、ペアリングの解除、「facebook messenger」のデフォルト返信文字の変更など一通りやってみたけど、いまだに使えず。「Apple Watch Series 3」の液晶の中で起動準備中を示すグラフィックがグルグル回転していますよ……(汗) うーん、筆者の設定の仕方が悪いのか? 「Apple Watch Series 3」が壊れているのか? それとも「facebook messenger」に不具合があるのか? 誰か解決策がわかる人、教えてください(爆)
というわけで、購入そうそう波乱万丈な「Apple Watch Series 3」ですが、次回は、実際にサーフィンに行ってのレポートをお送りしたいと思います。

STAFF CREDIT
Photography:H2O Style
Writing:H2O Style

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